
本日よりタミヤのアメリカ戦車シャーマンイージーエイト(ヨーロッパ戦線)の製作を開始します。
前回ドイツⅢ号突撃砲G型を作って以来、戦車はこれでプラモデル人生2作目になるのですが、めちゃめちゃ面白くてすっかりハマってしまいました。
車体の組み立て
車体上部の組み立て

車体上部はフェンダーの取付とフェンダーを支えるステーの取付が難しかったです。
フェンダーは一気に取り付けようとしないで、ボディにあてがいながら全長の1/10くらいづつ流し込み接着剤(速乾タイプ)を流し込んで圧着し、また流し込んでは圧着を繰り返して行くと上手くできます。
実際、私は一気に接着しようとして失敗し、仕方なくタミヤのカスタマーセンターからパーツを取り寄せました(泣)

そしてシャーマンの製作工程で一番難しいと思われるのが22個あるステーの取り付けです。
極小な上にどちらが上側なのか下側なのかパッと見ただけでは分からないのですが、上下を間違えるとハマりません。
5個くらい付けるとコツが分かってくるのですが、私は下記のような手順で作業しました。
- まずピンセットは使いません(パーツが弾け飛ぶリスクがあります)。
- タミヤの白蓋セメントと流し込み接着剤(速乾タイプ)を1対1で混合したオリジナル接着剤を用意します(適度な粘度と速乾性を確保するため)。
- 上側の取り付け穴にのみオリジナル接着剤を塗布して部品をあてがいます。
- 接着剤が乾く前に下側の位置決めをします。
- 位置が決まったら流し込み接着剤(速乾)を流し込み固定します。
このやり方だとかなり速く正確に取り付けることができました。

車体下部の組み立て

車体下部に関しても組めるパーツは組み立ててしまいます。
説明書では転輪を付けてからサスペンションを取り付けるようになっていますが、塗装の関係上転輪は後回しにします。
砲塔の組み立て

砲塔も可能な限りパーツを取り付けてしまいます。
砲塔に限った話ではないのですが、このキットは見かけによらず小さいパーツが多いので流し込み接着剤が必須です。
今回はいつも以上に4種の接着剤をフルに使い分ける必要がありました。
転輪のパーティングライン消し


転輪に関する問題点はゴム部分中央に走っているパーティングラインです。
これだけはっきりしてるとスルーする訳にもいかないのでヤスリを掛けて消していくのですが、シャーマンの転輪は28個もあります。
なかなかハードな作業で、戦車を作るにあたって唯一泣きたくなる工程です(笑)

ちなみに転輪のヤスリ掛けにはスティックタイプのヤスリ(600番)を使うと楽に作業できます。
写真のヤスリはセリア(100均)の製品なのですが、残念ながら現在は廃番になってしまったとの事です(1000番は販売中)。
砲身の組み立て

シャーマンの砲身は1ピース構造になっていて砲口のみ組み立てるようになっています。
前回作ったドイツⅢ号突撃砲G型の砲身は2分割のモナカ構造で合わせ目消しをしなくてはならないので一手間掛かります。
戦車模型の砲身はすべて1ピースにしてほしいものですね(笑)
本日はここまでです。
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