タミヤの塗装ブース(ペインティングブースⅡ・ツインファンを購入しました!
プラモデル製作、とりわけスプレー塗装の際に問題となるのが部屋に飛び散る塗料のミストとシンナー臭です。
部屋は汚れるし、なにより健康上良い訳もなく同居の家族からもクレームが出ることでしょう。
当然我が家でもクレオスの塗装ブースで対策はしていたのですが、長年(と言っても5年ほど)使ってくたびれてきたのか、メンテナンスが悪かったのかは定かではありませんが、全くと言ってよいほど吸引しなくなってしまいました。
塗装ブース無しでのスプレーワークは考えられないので、Amazonでポチってしまったのがタミヤの塗装ブース(ペインティングブースII・ツインファン)です。
タミヤの塗装ブースにした理由
マイナーなメーカーの物はさておき、塗装ブースは事実上タミヤかクレオスの二択です。
クレオスがダメならタミヤという単純な動機ですが、タミヤ独自のツインファンはどれほど強力なのか試してみたかったというのが購入の理由です。
また、コストパフォーマンスの高さも購入を決定した要因で、ツインファンでありながらクレオスのシングルファンとさほど変わらない価格も魅力です。
自作すれば最強なのでしょうが、技術的に自信がなかったのと、なんだかんだとパーツを揃えていったらそれなりの値段になりそうなので今回は見送りました。
開封組み立て
いろいろなサイトを見て検討しましたが、最安で送料無料のAmazonで注文しました。
やけにでっかい箱で届きました(笑)
中身は半分くらいの大きさです。
開封するとまず出てきたのが排気ホースで、蛇腹構造になっていて伸縮し最大に伸ばした時の長さは約1メートルです。
続いてシロッコファンが2つでそれぞれに電源コードが付いています。
最後に本体です。
収納時のサイズは40×33×30センチですが、飛散防止のフードを取り付けるともう少し大きくなります。
ドライバーで(ネジ8本)本体にファンを取り付けます。
排気ホースと飛散防止フードを取り付けて完成です。
スポンジ製のフィルターは立体構造になっていて、タミヤ曰くこの構造により高効率にミストを吸引&吸着できるとのことですが、交換は少々面倒くさいかもしれません。
↓フィルター交換の手間とコストが気になる方は、こちらの記事を参考にされてください。
設置
今まで使っていたクレオスの塗装ブースですが、残しておいてもしょうがないので廃棄します。
タミヤの塗装ブース(ペインティングブースⅡ・ツインファン)設置完了です。
クレオスに比べて横幅はかなりコンパクトになりました。
余談ですが、タミヤの塗装ブースは飛散防止のフードが付いているため手元が意外と暗くなるので、写真のようにZライト使ってを後ろから手前に回り込ませると明るくて快適に作業できます。
排気ホースはこんな感じで取り回しました。
排気ホースの長さは最大に伸ばして約1メートル程度なので、窓が遠い場合は別売りの延長ホースを使う必要があります。
使ってみた感想は
良かったところ
お約束のティッシュペーパー吸い付き実験です。
5枚吸い付けば良しとしようと思っていたのですが、なんとなんと、10枚貼り付いてしまいました!これには正直びっくりで買って良かったと実感する瞬間です!
これに気をよくしてさっそく本番塗装をやってみましが、塗料のミストをぐんぐん吸い込んでくれて塗装ブースとして全く問題ありません。
これ以上の吸引力を求めるならば自作するしかないでしょう。
イマイチなところ
性能的にも価格的にも合格点ですが、イマイチな点が無いわけでもありません。
フィルターを交換する際にネジを6個もはずさなくてはならないのが意外と面倒です。
ランニングコストも掛かるので、私は換気扇用のフィルターを付けられるようにプチ改造しました。
まとめ
タミヤの塗装ブース(ペインティングブースⅡ・ツインファン)は期待以上の製品でした。
クレオスのスーパーブースより吸引力が強く、これといった欠点も見当たらないので、両者で迷われているのでしたら私はペインティングブースⅡ(ツインファン)をおすすめします。