タミヤ・ドイツ戦車パンサーD型1/35の製作記4【転輪のウェザリングと履帯(キャタピラー)の塗装】

タミヤのパンサーD型(1/35)を製作しています。

前回までで車体のデカール貼りと転輪の塗装が終わったので、本日は転輪のウェザリングと履帯の塗装を行っていこうと思います。

目次

転輪のウェザリング

まずは転輪ですが、ひっくり返さないと見えない裏側に関しては時間も塗料ももったいないので塗装もウェザリングも施しません。

【1】スミ入れ

タミヤ・パンサーD型(1/35)転輪のスミ入れ
Mr.ウェザリングカラー(シェイドブラウン&グランドブラウン)

スミ入れはスミがきれいに流れるように、予めセミグロスクリアーで下塗りしてからMr.ウェザリングカラーのシェイドブラウンとグランドブラウンを混色して行いました。

【2】ウォッシング

タミヤ・パンサーD型(1/35)転輪のウォッシング
ウェザリングペイント(クレオス)

次に専用うすめ液で薄く溶いたクレオスのウェザリングペイント(ファインダストとミディアムマット)で、ゴム部分以外をウォッシングします。

【3】スパッタリング

タミヤ・パンサーD型(1/35)転輪のスパッタリング

続いてスパッタリング(塗料を含ませた筆を爪楊枝などでしごいて飛沫を飛ばす技法)ですが、このステップは段ボールに転輪を全て貼り付け一気に作業すると効率的です。

Mr.ウェザリングカラー(ライトグレイッシュ・グレイッシュブラウン・シェイドブラウン)

使った塗料はMr.ウェザリングカラーのライトグレイッシュ・グレイッシュブラウン・シェイドブラウンで、暗い色から明るい色へ順番にスパッタリングしていきました。

【4】オイルの滲み表現

タミヤ・パンサーD型(1/35)転輪のスパッタリング
ガイアノーツオイル(オイル)

最後にガイアノーツの「オイル」を使ってボルトにオイルが滲んだ状態を表現してアクセントとします。

【5】完成

タミヤ・パンサーD型(1/35)転輪

車体に取り付けるとこんな感じになります。

ちなみに車体下部側面はシュルツェンで見えなくなってしまうので、ウェザリングは施していません。

履帯(キャタピラー)の塗装

【1】基本塗装

タミヤ・パンサーD型(1/35)履帯

履帯はタミヤのダークアイアン履帯色(LP-54)と茶色(LPー25)を1:1で混色して塗装しています。

【2】ウォッシング

タミヤ・パンサーD型(1/35)履帯
ウェザリングペイント(クレオス)ファインダスト・ミディアムマット

転輪同様、完成後に見える部分をクレオスのウェザリングペイント(ファインダストとミディアムマット)を専用うすめ液で薄めてウォッシングをします。

【3】スパッタリング

タミヤ・パンサーD型(1/35)履帯
Mr.ウェザリングカラー(ライトグレイッシュ・グレイッシュブラウン・シェイドブラウン)

履帯も転輪と同様に、Mr.ウェザリングカラーのライトグレイッシュ・グレイッシュブラウン・シェイドブラウンを使って暗い色から順番にスパッタリングします。

【4】金属表現

タミヤ・パンサーD型(1/35)履帯

スパッタリングまで済んだら履帯を転輪に取り付けてしまい、凸部分にペイントマーカーのクロームシルバーを塗布して金属感を表現していきます。

タミヤ・ペイントマーカー(クロームシルバー)

ペイントマーカーを使うのは瓶入りのクロームシルバーより輝きが有るためでです。

塗料皿などにペン先を押しつけると塗料が取り出せるので、綿棒を使って完成後に見える部分に擦りつけていきます。

以上で転輪のウェザリングと履帯の塗装は完了です。

本日はここまでです。

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