タミヤのパンサーD型(1/35)を製作しています。
前回までで車体の迷彩塗装が完了したので、本日はデカール貼りと転輪の塗装を行っていこうと思います。
目次
デカール貼り
セミグロスクリアーで下塗り

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デカールはつや消し塗装の上に貼っても密着しないのとシルバリング(縁が白くなる)が発生するので、予めセミグロスクリアー(ガイアノーツのEx-09)で下塗りしておきます。
後の工程ですが、ウェザリングの際につや消し塗装だとスミ入れがきれいに流れず滲んでしまうので、ここではデカールを貼る部分だけではなく車体全体にセミグロスクリアーを吹いておきます。
そうすることで、デカールの乾燥(3日以上)を待たずともウェザリングの作業に入ることができます。
デカール貼り

ここ(矢印部分)に貼る車体番号のデカールが曲者で、一部分が凸部に掛かるようになっていてデカールは3分割になっています。



平面部分はマークセッターだけで良いですが、凸部になじませるにはマークソフターが必須になります。
転輪の塗装

転輪に関しては段ボールに貼り付けゴム部分をタイヤブラックで一気に塗ってしまいます。
タイヤブラックはタミヤの方が色味は良いのですが、エナメルしか無いのでMr.カラー(ラッカー系)を使いました、
ちなみにエナメル系は塗膜が弱く剥がれやすいので、私の場合筆塗りせざるを得ない時にしか使いません。

続いてブラックで塗装したゴム部分に円形定規をあてがいマスキングして、車体と同様にグレーのサーフェイサー、ダークイエローの順に塗装します。

一時はマスキングテープを円形に切り取る方法や筆塗り等も検討しましたが、円形定規を使ってマスキングするのが一番きれい、且つ速いのでこの方法に落ち着きました。
本日はここまでです。
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私の作る戦車はこの書籍を参考にしています。巻頭特集で「戦車模型完成までの一本道」と称して組み立てから完成までを20の工程に分解して詳しく解説されていて、この通りに進めて行くと誰でも一定のクオリティの作品が作れる立て付けになっています。戦車初心者の方には是非手に取っていただきたい1冊です。
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