タミヤ・ドイツ戦車パンサーD型1/35の製作記5【ウェザリングとマフラー(排気管)の塗装】

タミヤのパンサーD型(1/35)を製作しています。

前回までで転輪と履帯を取り付け車体下部が完成したので、本日は車体全体のウェザリングとマフラー(排気管)の塗装を行っていこうと思います。

目次

車体全体のウェザリング

チッピング

タミヤ・パンサーD型(1/35)
タミヤ・パンサーD型(1/35)

まず最初はチッピングで、写真だと少し分かりにくいかもしれませんが、車体のエッジ部分を中心に塗装の剥がれを表現していきました。

ガンダムリアルタッチマーカー

塗装に使ったのはガンダムリアルタッチマーカーのブラウン1とぼかしペンで、エッジ部分をブラウンでなぞりぼかしペンで適宜馴染ませていきます。

リアルタッチマーカーは水性なので下地をおかさず、失敗してもぼかしペンで無かったことにすることができるのでたいへん便利です。

スタンピングスポンジ(ガイアノーツ)

また、場所によってはスタンピングスポンジにリアルタッチマーカーを含ませて、塗料をランダムに置いていったりしています。

スミ入れ

タミヤ・パンサーD型(1/35)
タミヤ・パンサーD型(1/35)
セミグロスクリアーEx-09(ガイアノーツ)

つや消し塗装の状態だとスミがきれいに流れないので、予めガイアノーツのセミグロスクリアーを全体に吹いておきます。

Mr.ウェザリングカラー(クレオス)

スミ入れですが、ブラックだとコントラストが強すぎ汚い感じになってしまうので、Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンとシェイドブラウンを1対1で混色して行っています。

ちなみに拭き取りにはジッポオイルを使うとキレイに拭き取れ、素早く乾燥するのでおすすめです。

雨だれ表現(ストレーキング)

タミヤ・パンサーD型(1/35)

雨だれによる錆をMr.ウェザリングカラーのステインブラウンで表現しました。

ストレーキング筆というのを購入して試してみましたがなかなか上手くいかないので、極細の面相筆で書き込み専用うすめ液でぼかしながら調整しました。

少々太い気もしますが、とりあえずこれで良しとします。

予備履帯のウェザリング

予備履帯に関しては予めタミヤのダークアイアンと茶色を混色して塗装しておき、Mr.ウェザリングカラーのステインブラウンとラストオレンジをランダムに塗布して錆びた感じを出します。

極太鉛筆4B(セリア)

更に鉛筆の芯をエッジ部分に擦りつけ鈍い金属感を表現しました。

ちなみに使った鉛筆はセリア(100均)で見つけた4Bの極太鉛筆で、これがなんともウェザリングにちょうど良かったです。

シュルツェンのウェザリング

タミヤ・パンサーD型(1/35)
タミヤ・パンサーD型(1/35)

一通りのウェザリングが終わって全体を眺めてみるとシュルツェンが綺麗すぎて違和感があったので、埃を被った感じの表現を追加しました。

ウェザリングペイント(ファインダスト)

ウェザリングペイントのファインダストをエアブラシを使って下から上へ舞い上がるように吹き付けました。

ウェザリングペイントの希釈は吹き付け可能なぎりぎりの濃さにして粒子をふわっと乗せていくのがコツです。

タミヤ・パンサーD型(1/35)のシュルツェン

ちなみに他の部分に塗料が舞い込まないよう、しっかりと養生して作業しました。

マフラー(排気管)の塗装

タミヤ・パンサーD型(1/35)
赤サビ(ガイアノーツ)

マフラー(排気管)の塗装色は説明書ではレッドブラウン(XF-64)となっています。

ちょっと色味が違う気がしたのでMr.ウェザリングカラーのラストオレンジも試してみましたが、結局ガイアノーツの赤サビが一番錆の質感を再現できたと思います。

以上でウェザリングはほぼほぼ完了です。

ちなみにですが、私は戦車初心者なのでモデルグラフィックス(2023年1月号)を参考にしながら製作しています。

この号の巻頭特集は「神特集」だと思うので、これから戦車のプラモデルを始めようと思われている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

本日はここまでです。

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