タミヤのパンサーD型(1/35)を製作しています。
前回で下地のサーフェイサーとシャドウ吹きが終わったので、本日はモデルグラフィックス(2023年1月号)の巻頭特集を参考にしながら車体の本塗装と最大の難関である迷彩塗装をしていこうと思います。
車体の本塗装
下地のサーフェイサーとシャドウ吹き
少々やり過ぎた感もありますが、グレーサーフェイサーの下地にマホガニー(クレオス)でシャドウ吹きをしました。
本塗装
本塗装はオリジナルのダークイエロー(Mr.カラーのサンディイエロー+ダークイエロー+タン)を0.2ミリのエアブラでシャドウを塗りつぶしてしまわないように吹いていきます。
更に、先ほどのダークイエローにホワイトを足してハイライト塗装をすると、写真のような良い感じの色合いになりました。
迷彩塗装
グリーンを塗る
いよいよ鬼門の迷彩塗装に取り掛かろうと思いますが、冒頭でも書いたように今回はモデルグラフィックス(2023年1月号)の巻頭特集を参考にしました。
この記事によると単にグリーンを塗れば良い訳ではないようです。
3色迷彩のグリーンを塗る。使う塗料はタミヤのアクリル系塗料だ。調色に使ったのはダークグリーン2、バフ、クリアー。これにアクリル系塗料専用のペイントリターダーを混ぜて調色した。クリアーを入れるのはエアブラシでのボケ足をきれいにするため。
ペイントリターダーを入れるのはエアブラシの目詰まりを防止するためですが、バフとクリアーを追加するのは私のような素人には思いつかないですね。
そんな訳で生まれて初めての迷彩塗装に挑戦してみました。
0.2ミリのエアブラシを使って図面とにらめっこしながらフリーハンドで吹いていくのですが、めちゃめちゃ難しいですね。
一応練習はしたものの図面の通りに描くのは至難の業であり、上達するには理屈ではなく経験を積み上げるしかないと思いました。
レッドブラウンを塗る
続いてレッドブラウンの迷彩ですが、レッドブラウンと言いつつモデルグラフィックスの作例ではNATOブラウン(XF-68)を使っています。
驚かされるのはNATOブラウンにクリアーオレンジを加えてレッドブラウンを作っている点です。
レッドブラウンの色味が暗すぎると感じたのでクリアーオレンジを少量加えて赤みを抑えるように調整した。茶色に白を混ぜて明るくさせると濁ってしまい色味が大きく変わるので注意したい。3色迷彩の鬼門はレッドブラウンだ。ダークグリーンを吹いた時点では問題なかったのにレッドブラウンを吹いた途端違和感が出たということがよくある。緑に対して茶色の赤みが補色になって悪目立ちすることがあるのだ。そこで先に塗ったダークグリーンに対してしっくりハマるようにオレンジ寄りに色味を調整している。
なるほど、奥が深いですね。
ちなみに写真に入れるのを忘れてしまいましたが、レッドブラウンにもクリアーを少量加えています。
モデルグラフィックスの記事に習ってレッドブラウンを吹いてみたところ、相変わらず下手くそな迷彩ですが色味はなかなか良い感じに仕上がったかと思います。
迷彩が入るとグッと模型映えしてこれぞ戦車模型の醍醐味って感じですね!
本日はここまでです。
1/35 ドイツ戦車 パンサーD型【タミヤオンラインショップ】
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