タミヤのドイツⅢ号突撃砲G型(1/35)を製作しています。
前回まででほぼほぼ全ての作業が完了したのですが、本日は牽引ワイヤーを取り付けて完成させたいと思います。
牽引ワイヤーの取り付け
凧糸の代替品に関して
Ⅲ号突撃砲には2本の牽引ワイヤーが装備されていて付属の凧糸で再現するのですが、綿の毛羽立ちがどうにも気に入らなくて代替品を探しているうちに後回しになってしまいました。
ハイポリ水糸
まず最初に試してみたのは現物を見ずにAmazonで購入したポリエチレン製の水糸ですが、これは材質が堅くて車体に馴染まないので却下しました。
アジアンコード
続いては手芸店のカナリアで購入したアジアンコード(メルヘンアート社)です。
アジアンコードは飾り結び用に開発されたコードですが、ポリエステル100%なので毛羽立ちも無く非常に柔軟なのでかなり使えそうです。
残念ポイントは実際のワイヤーとは違って織り方が細かいのでリアリティを追求する場合は向かないのかもしれませんが、5メートルで220円とコストパフォーマンスは抜群です。
モデルカステン・ソフトステンレスワイヤー(0.8ミリ)
そして最後はモデルカステンのソフトステンレスワイヤー(0.8ミリ)です。
この製品は1.5メートルで1,100円とコスパはあまり良くありませんが、撚りもリアルで簡単に曲げぐせも付けられ車体に馴染むので、こちらを採用しました。
ちなみに最初0.9ミリを購入したのですが、太くてフックの取り付け溝に入らなかったので0.8ミリを買い直しました。
組み立て&取り付け
ワイヤーにはメタルプライマー(クレオス)を吹いた後、指定のメタリックグレー(タミヤ)で塗装しています。
フック部分との接着にはゼリータイプの瞬間接着剤を使いましたが、指でつまむとくっついてしまうのでセリア(100均)で購入した逆作用ピンセット(手を離すと閉じる)を使って圧着しました。
車体への取付は普通なら瞬間接着剤を使うと思うのですが、私はデコプリンセス(ラインストーン用の水性接着剤)を使いました。
デコプリンセスは適度な粘度が有り、完全に乾燥する前であればはみ出した部分を爪楊枝などを使ってこそげ取ることができたいへん便利です。
乾燥までは時間が掛かるので、再び逆作用ピンセット使って圧着しました。
余談ですがこの逆作用ピンセットはなかなか使い道のあるツールなので、セリア(100均)に行く機会が有ったら購入しておくと良いと思います。
取り付けるとこんな感じになりますが、さすがはモデルカステン、最初からこれを買っておけば良かったです。
本日はここまでです。
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