本日よりオリジン版の高機動型ザクⅡ(オルテガ専用機)を製作していきます。
前回のシャア専用ザクに続いて再びザクですが、とりあえず着手していこうと思います。
後ハメ加工
ザク系と言えば面倒なのが合わせ目消しですが、特にこの高機動型ザクⅡは、脚の後ハメ加工に手が掛かりました。
肩アーマーの後ハメ加工
肩アーマーは2分割になっていて合わせ目消しが必要ですが、他のザクと同様の手順で簡単に後ハメできるようになります。
写真の矢印部分をカッターナイフでC字形に切り欠きます。
切り欠いた部分に、肩アーマー内側の軸を差し込むことで後ハメできます。
腕の後ハメ加工
腕に関しても合わせ目がしっかりと発生しますので、ザク系定番の手順で加工します。
腕のフレームパーツをエッチングソーなどで矢印の部分から2分割しますが、円の中心よりやや下側で切ることにより、取り付ける際にパチンとハマるようになります。
切断した下側の部分は、腕パーツに取り付けてしまいます。
以上で腕の上下が後から組み合わせられるようになります。
脚の後ハメ加工
高機動型ザクⅡの脚の後ハメ加工は通常のザクと比べてかなり面倒ですが、外装パーツにガッツリと合わせ目が発生するので処理することにしました。
下の写真は加工前の脚のフレームパーツです。
これをエッチングソーなどで2分割にします。
右側のパーツは、差し込む際に干渉するので表面のモールドを削り取ります。
更に上側のダボを若干短くし、下側の角(矢印部分)を少し削り取ります。
次に外装パーツ裏側に付いているダボ穴を写真のようにカットします。
このダボ穴に先ほどのフレームパーツが引っかけるので、削り過ぎると緩くて抜けてしまいます。
現物合わせしながら、適度なテンションでハマるように調整するのがコツです。
切り離したもう一方のパーツは矢印の部分に取り付けます。
ちなみにこんな具合に収まりますが、ここは強度的に接着剤で接着してしまったほうが良さそうです。
動力パイプ取り付け部分の加工
後ハメ加工は以上で完了したのですが、外装パーツに挟み込んで取り付けるようになっている動力パイプは、根元部分で切断し真鍮線(1ミリ)を使って後から接続できるようにしました。
肩の合わせ目消し
肩部分にもしっかりと合わせ目が発生します。
後ハメ加工は無理なので、以下の手順で組み立てました。
- 胸パーツをパープルで塗装する。
- 上半身を組み立てる。
- ヤスリで合わせ目を消す。
- パープルの部分をマスキングする。
- 上半身を塗装する。
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以上、高機動型ザクⅡの後ハメ加工と合わせ目消しでした。
本日はここまで。
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