
っcボディの研ぎ出し

クリアー塗装が十分に乾燥したので研ぎ出しを行いましたが、このキットはパーツが9分割(ボディ・前後バンパー・ボンネット・オーバーフェンダー・リアウィング)になっていているのでなかなか大変な作業でした。
しかも各所がエッジになっているので削りすぎて下地を出さないよう細心の注意が必要です。
研ぎ出しの要領は人によって千差万別ですが、今回は以下の手順で行いました。
- 神ヤス#4000→#6000→#8000→#10000で柚肌を除去する
- ラプロスの#6000→#8000で表面を整える
- タミヤのコンパウンド粗目→細目で磨き傷を除去する
- ハセガワのセラミックコンパウンド
で仕上げる
やたらと面倒で遠回りのように思われるかもしれませんが、研ぎ出しの方法に関しては現在模索中で、仕上げのセラミックコンパウンド以外は省ける工程もあると思います。
書籍やネットもある程度参考にはなりますが、自分で経験を積んで試行錯誤していくしかないと考えています。
外装まわりの組み立て
フロントグリル

フロントグリルの一部はシルバーで塗り分ける指示になっていますが、タミヤなら別パーツにしてくれているのだろうな思いながらチマチマとマスキングしました(笑)

シルバーはクレオスのスーパークロームシルバー2を使いましたがなかなか良い輝きが得られました。

メッシュ部分をセミグロスブラックで筆塗りして組み上がるとこんな感じになります。
手間の掛かるフロントフェイスですが、なかなか格好良いのではないでしょうか。
リアバンパー

リアはこんな感じであっさりとしていますが、フロントのメッシュ部分はセミグロスブラックで塗る指示になっているのにリアのメッシュ部分には黒のデカールを貼るという謎の指示になっています。
意味不明なので私はリアもセミグロスブラックを筆塗りしました。
ちなみにランプ類の取り付け部分はメッキパーツ(剥がしにくい)なので、完全乾燥まで若干時間が掛かるものの模型用ハイグレードセメダインを使うと便利です。
オーバーフェンダー

ド迫力のオーバーフェンダーはアオシマらしくなく(と言ったら失礼ですが)ピッタリと取り付けることが出来ました。

接着にははみ出しのリスク回避のため、前出の模型用ハイグレードセメダイン(水性)を使いました。
この接着剤は塗装を侵さず、多少はみ出しても完全乾燥する前であれば爪楊枝などでこそげ落とすことができます。
クリアーパーツやメッキパーツの接着にも活躍するので一つ持っておくと重宝しますが、乾燥には時間が掛かるので使い分けが必要です。
ウィンドウ

ウィンドウに関しては塗り分け用のマスキングシールが付属しているのですが、万が一失敗した時の事を考えてタミヤのアクリル塗料を使っています。
案の定吹きこぼれてしまったのですが、アクリル塗料だとマジックリンを使えば下地を侵さずに落とすことができるので何事も無かったかのようにリカバリーできました。
取り付けには模型用ハイグレードセメダインが粘度が高くて取り付け部分に密着するので便利です。
リアウィング


リアウィングのステーはボディ色とブラックで塗り分けるのですが、先にブラックを塗りマスキングしてホワイトを塗ると上手くいきます。

ボディへの取り付けは目印が無いのでめちゃめちゃ難しかったのですが、後から考えればマスキングテープを貼って正確に測ってやれば良かったなと後悔しています。
ちなみに接着にはこの記事でも度々登場している模型用ハイグレードセメダインを使いましたがクルマのプラモデル造りには欠かせないですね。
本日はここまでです。
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