
HGUC版のジオングを製作しました。
RG版が発売(2021年1月)になり話題になっていますが、在庫僅少で入手できなかったため手持ちのHGUC版に手を付けた次第です。
組み立てのポイント
合わせ目消し
部品点数は驚くほど少なく簡単に組み立てられるのですが、古いキットだけに合わせ目は随所に発生しますので合わせ目消しがこのキットの製作のポイントになります。
首元ですが、ここは問題なくヤスリ掛けできます。

脇腹です。

腰部にも合わせ目が発生します。

上腕部です。

胸部です。
写真は少しヤスってしまったのですが、肩と脇に合わせ目が発生します。
ヤスリ掛け自体はなんの事はないのですが、胸部は腹部を挟み込む構造になっているのでマスキングが必要になってきます。

まず腹部をグレーで塗装してから合わせ目を消し、写真のようにマスキングしてブルーを塗装しました。
ここがHGUC版ジオングの最大の難所ではないでしょうか。

マスキングと言えば、腰の拡散ビーム砲も別パーツになっていないのでマスキングが必要です。

腕部分の組み立て
腕部分、4カ所に付いているシリンダー?には、ハセガワのミラーフィニッシュを張り込んでディティールアップしました。

手ですが、HGグレードなのに指が可動します!
指の付け根部分に肉抜き穴が空いているので、気になる場合はパテで埋めた方が良いと思います。

腕、完成しました。
シリンダーのミラーフィニッシュが良いアクセントになっています。

モノアイの改造(Hアイズ化)
モノアイはHアイズ化していますが、難しいことはできないので可動ではありません。
3.5ミリのHアイズをガイアノーツのクリアーピンクで塗装し、ハセガワのミラーフィニッシュで裏打ちしています。

塗装レシピ
今回も黒立ち上げのグラデーションで塗装しています。

スカート、腕、頭部などグレー部分の塗装
グレーの部分は説明書の指示ではブルーが強すぎると思ったので、かなりグレーに寄せています。
- グレーFS36375(クレオス)
- ミディアムブルー(クレオス)

胸、肩のブルー部分の塗装
胸、肩のブルーはコバルトブルーをベースに彩度を落としています。
- コバルトブルー(ガイアノーツ)
- ニュートラルグレー(クレオス)

フレーム、マニピュレーターの塗装
フレーム部分は説明書の指示ではグリーンになっていますが、好みじゃなかったのでメカサフスーパーヘヴィで塗装しました。
マニピュレーターに関しても説明書の指示はボディと同色ですが、メカサフで塗装しています。

腰部の塗装
腰のブラックはミッドナイトブルーをベースに調色しています。
- ミッドナイトブルー(クレオス)
- ウィノーブラック(クレオス)

バーニアの塗装
バーニア部分はけっこう派手にしました。
説明書の指示ではグリーン1色ですが、それではあまりにも味気ないので、側面はフレームメタリックⅡ、内側はそれぞれレッドとゴールドで塗装しました。
ちなみに底面はフレームメタリックⅠで塗っています。

トップコート
トップコートにはガイアノーツのセミグロスクリアーを使っています。
以前はフラットクリアーを使っていましたが、艶がなさ過ぎるのも不自然かと思い、最近はセミグロスクリアーの一択です。

完成
そんなわけで、HGUC版のジオング、完成しました!
メカメカしいRG版もカッコイイですが、HGUC版は古き良き時代を感じさせますね〜







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本日はここまで。
RG版ジオングの製作記はこちらです
